がっつり盛るのはもう古い?
今っぽまつげは抜け感がカギ
ファッションの流行り廃り以上に気をつけるべきは、メイクの流行。服装はデニムなどの定番服も多く存在するので古臭いといったイメージに繋がりにくいです。しかし、メイクは眉毛の太さ、アイシャドウなどに古さを感じると急に老けた印象に……。
そこで今回は、特に注意したいNGアイメイクのポイントをご紹介します。
メイクは2010年から2020年前後で大きく流行が変化しています。とくに変化が著しいのはアイメイクまわり。眉は、2000年初期に細眉から始まり、短め眉→太眉→アーチ眉とめくるめく変化を遂げています。アイメイクもつけまつ毛盛り盛りでしたが、今は自まつ毛を活かす抜け感重視の目元づくりが主流です。
ですが、このような流行の流れはなんとなく理解していても、実際にご自身が普段しているアイメイクはいつも通りに落ち着いている…という方も多いのではないでしょうか。そこ具体的に今やってはいけない盛りメイクの特徴的なポイントと今っぽさが出る抜け感メイクのポイントをお伝えします。
これはNG!昔を引きずる盛りメイク
- 目尻に黒のライナーで描く「くの字アイライン」
- 目尻のキワのくの字に黒のアイラインを入れるのはまさに盛りメイク時代の名残。もちろん、現在でもくの字部分にラインを引くことはありますが、現在はあまり線を強調させないのがポイントです。とくに、黒のライナーで描いてしまうと目元が重くけばけばしい印象に。くの字ラインには黒ではなくブラウンのライナーもしくは締め色のブラウンシャドウでさりげなくラインを引きましょう。
- 元祖ドーリィーメイクの必需品「黒縁カラコン」
- 15年ほど前に流行したドーリィメイクの影響で人気に火がついた黒縁カラコン。黒目の存在感が際立つので、まつげバサバサ&アイラインを太めに大きく引いた盛りメイクと非常に相性の良いアイテムでした。ですが、現在はその自然体な目元が主流なのでナチュラルなアイメイクに黒縁カラコンをすると違和感を覚える仕上がりに。カラコン=黒縁というイメージが定着している方ほどぜひ、昨今の自然に馴染むナチュラルカラーのカラコンを試してみてくださいね。
- たれ目メイクの基本「目尻強調つけまつ毛」
- アイメイクは流行の変化が著しいパーツ。そのなかでも今では古く感じるメイクのひとつが過度に強調された、たれ目メイクです。たれ目メイクとは目尻が下がっているように見えるメイク法で、目尻のくの字ライン・アイラインを目尻が下がって見えるように引くメイクが基本的なテクニックでした。それと合わせてよく使われたのが、目尻を強調するつけまつげ。目尻の部分だけボリュームが出るように作られたつけまつげは、たしかにタレ目に見せる効果がありますが、よくも悪くも不自然に見えます。抜け感を表現する今っぽまつげには向かないのでそろそろ卒業をしても良さそうです。
さりげなく印象的に映る抜けメイク
- まつ毛のカールは自然に
- まつ毛のカール具合にも意識をおきましょう。あまり根元からグッとビューラーで抑えすぎると、まつげが直角のようなシルエットで上がったままに。こちらも当然ですが不自然な印象にうつるので気をつけて。まつげは毛先がちょうど二重幅に位置するくらいがベストバランス。
- カラーマスカラで透明感アップ
- マスカラ黒を使うと目元のボリュームがアップしますが、今現在のメイクではややけばけばしい印象を与えかねません。今っぽさとちょうど良い絶妙な抜け感を表現するならカラーますカラーがおすすめです。カラーマスカラは色が黒よりもトーンアップするので、パッと見たときに顔立ちに洗練された印象や透明感を与えます。
- アイライナーはブラウンorカーキ
- カラーマスカラ同様、なるべく不自然に感じる黒を封印すると良いです。とくにマスカラの色がボルドーやブラウンだったなら、同じくアイラインもブラウン系でワントーンにまとめるとなじみが良いです。もしくはカーキ色で程よく引き締め、程よく明るさを出した印象的な目元を作って。
- 部分用ビューラーで扇型のまつ毛へ
- 垢抜けまつ毛のポイントは、カール具合と全体的にまつげが満遍なくカールしているかが大切です。そこで重要になってくるのがビューラー。しかし、自分の目の大きさやカーブによくマッチしたビューラーを探すのはなかなか難しいです。そこであると便利なのが、部分用のビューラーです。部分用ビューラーは通常のビューラーよりも小さく、小回りがきくタイプ。まず初めに普通のビューラーでカールを仕上げた後に、部分用のビューラーでカールしきれなかった箇所のまつげをしっかり上げていきましょう。
マスカラやビューラーを使ってまつ毛の抜け感を表現
目元のメイクの今っぽさ、古臭さはアイシャドウやアイラインの引き方だけでなく、まつげそのもののカールのさせ方や、マスカラの色も抜け感を作るカギ。ぜひ皆さんもこれらのポイントを抑えて抜け感アイテム、抜け感まつげを表現してみてくださいね。