透明感を演出!
30代40代のベースメイクのポイントとは?
大人の肌には、シミやシワなど隠したいものが多いですよね。とはいえ、ファンデーションを重ね塗りすると、老けて見える原因になることも。肌をきれいに若々しく見せるなら、大人の女性に適したベースメイクをマスターしましょう。
ベースメイクのポイントを押さえることで、より透明感を感じられる肌をつくることができますよ。
そこで今回は、大人の肌を魅力的に見せるベースメイクのポイントを紹介します。 ※このコラムでの『透明感』『トーンアップ』とは、メイクアップ効果によるものを指します。
30代40代の肌を素敵に見せる!ベースメイクアイテムの選び方
化粧下地
大人の肌を自然に美しく見せるためには、実は化粧下地がとても重要です。おすすめは、肌のカラーをコントロールできる『色つき化粧下地』。 色つき化粧下地を使うことで、ファンデーションの使用量を減らすことができ、よりナチュラルで透明感のある肌に見せることが叶います。トーンアップもできるので、いきいきとした若々しい印象に仕上がります。 色つき化粧下地を選ぶときは、自分の肌悩みをカバーできるカラーのものを選びましょう。
・シミやくまが気になる人…イエロー系、ベージュ系
・くすみが気になる人…ピンク系、パープル系
また、紫外線から肌を守るために、なるべくUV対策ができるタイプがおすすめです。柔らかいテクスチャーのものなら、ムラなく塗り伸ばすことができますよ。
コンシーラー
コンシーラーには、スティックタイプ・リキッドタイプ・パレットタイプなどの種類があります。隠したい部分に合わせて使いやすいアイテムを選ぶことが大切です。 大きな濃いシミを隠したい人は、カバー力が高いスティックタイプや、色を混ぜて使えるパレットタイプがおすすめです。小さいシミなら、リキッドタイプを選ぶとより手軽にカバーできます。
シミに使うコンシーラーは、自分の肌の色と似ているカラーか、肌より少し暗い色を選びましょう。 また、クマを隠すために使うコンシーラーは、クマの色に合わせて選ぶとより自然にカバーできます。茶色いクマならベージュ系、青いクマならオレンジ系、黒いクマならピンク系のコンシーラーを使いましょう。
ファンデーション
30代40代の女性は、次の4つの種類のファンデーションの中から、自分にとって使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
・リキッドファンデーション
・クッションファンデーション
・クリームファンデーション
・パウダーファンデーション(ツヤがだせるタイプ)
大人の肌は乾燥しやすいため、若々しく素敵に見せるためには、ツヤのある自然な仕上がりになるファンデーションがおすすめです。肌の乾燥が特に気になる人は、クリームタイプを。
さらっとした肌に仕上げたい人は、パウダータイプを選びましょう。 また、肌の乾燥に負けないために、保湿成分が入っているものを選びましょう。ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が入っているものなら、メイクをしながら潤いのある肌を守れます。
ハイライト
艶やかな肌を演出するために、ハイライトも取り入れましょう。ハイライトを使うことで、ツヤ感をアップさせるだけでなく、より立体感のある好印象なメイクが完成します。
ハイライトには、パウダー・リキッド・クリームなどの種類があります。大人の女性には、よりツヤがだしやすいリキッドタイプや、クリームタイプがおすすめです。ふんわりとした仕上がりを求める人は、パウダータイプを選びましょう。 また、パープルやピンク系のハイライトを選ぶと、くすみをカバーして明るい印象をつくれます。
透明感のある肌に見せるベースメイクの方法とは
1:スキンケアをして肌を保湿する
まずベースメイクを始める前に、スキンケアで肌に潤いを与えることがとても大切です。肌が乾燥している状態では、化粧のノリが悪くなってしまいます。 スキンケアは、洗顔後に化粧水で肌に潤いを与えてから、乳液やクリームを塗りましょう。
きちんと保湿ケアをすることで、自然なツヤをキープしやすくなりますよ。 乳液やクリームで油分を多く与えた場合は、メイクを始める前に軽くティッシュオフをすると、メイクが崩れにくくなります。
2:化粧下地を肌に伸ばす
スキンケアをした後は、まず化粧下地を使います。 化粧下地(適量)を手に取ったら、指で両頬・額・鼻・あごの5箇所にのせます。そして、顔の内側から外側に向かって優しく伸ばしましょう。 化粧下地を塗るときは、中指や薬指を使うと力を入れ過ぎることなく、優しくスムーズに伸ばすことができます。 色つき化粧下地を重ねすぎると、厚塗りになってしまうので注意しましょう。
3:ファンデーションを肌に薄く伸ばす
【リキッドファンデーション】
まず、リキッドファンデーションを両頬・額・あご・鼻にのせます。次に、指の腹を使って顔の内側から外側に向かって薄く伸ばしましょう。 そして、指に余っているファンデーションを、口元や目の周りなどに伸ばします。目の周りはよく動くため、厚塗りするとよれやすくなるので注意が必要です。薄く丁寧に伸ばすことを意識しましょう。 リキッドファンデーションを塗った後は、テカりやすいTゾーンにルースパウダーやフェイスパウダーをつけると、さらっとした仕上がりになります。
【パウダーファンデーション】
付属のパフに、パウダーファンデーションを適量とります。頬と額には、内側から外側に向かってやさしく伸ばします。次に、口の周りや鼻に塗りましょう。小鼻に塗るときは、パフを折って使うと細部まで塗りやすくなります。 パウダーファンデーションを塗るときも、薄く伸ばすことを意識することが大切です。また、ブラシを使ってパウダーファンデーションを肌に塗ると、ツヤ感を感じられる肌に仕上がります。
【クッションファンデーション】
クッションにパフを軽く押し当てて、パフにファンデーションをつけます。次に、シミなど肌悩みが気になる部分に、パフを優しくトントンとあてて塗ります。そして、パフに残っているファンデーションを、頬や額などの他の部分にトントンと優しく塗りましょう。 小鼻や目の周りに塗るときは、パフを折って薄く塗ります。クッションファンデーションをパフに多くとってしまうと、ムラができやすくなるので少量ずつ塗ることがポイントです。
【クリームファンデーション】
クリームファンデーションを、両頬・額・鼻・あごにのせます。次に、指の腹を使って、顔の内側から外側に向かって優しく伸ばしましょう。 目の周り・口元・小鼻には、指に残っているファンデーションを使って薄く広げると、ムラなく仕上がって崩れにくくなります。
4:コンシーラーで気になる部分をカバーする
コンシーラーは、使用するファンデーションによって使うタイミングが異なります。 パウダーファンデーションを使う場合は、化粧下地の後にコンシーラーを使います。リキッドファンデーション・クッションファンデーション・クリームファンデーションの場合は、ファンデーションを塗った後にコンシーラーを塗りましょう。 コンシーラーをカバーしたい部分にのせたら、指の腹を使って優しくぼかしてなじませると、自然な仕上がりになります。
5:ハイライトでツヤ感をアップさせる
ハイライトは、ベースメイクの最後に使用します。頬骨の上や目頭、鼻や上唇の上などに少しだけ塗りましょう。 広範囲に大量に塗ってしまうと、ツヤではなくテカリに見えてしまうおそれがあるので注意。ツヤを演出したい部分に少しずつハイライトを入れることで、みずみずしい上品な肌が完成します。
ツヤ感を重視したベースメイクで見た目の透明感をアップさせよう
30代40代の肌は乾燥しやすく、ハリ不足やくすみ、シミやシワなどさまざまな悩みが起こりやすくなります。とはいえ、肌悩みの全てをファンデーションだけで隠そうとすると、厚化粧になったり崩れやすくなったりしてしまいます。
色つき化粧下地やコンシーラーを使って肌悩みをカバーすれば、結果的にファンデーションの使用量を抑えることができます。さらにハイライトでツヤ感を追加して、透明感のあるみずみずしい肌を作りましょう。